自己紹介

村の履歴書─はるか古(いにしえ)の物語と、心の旅のはじまりに

村の履歴書は、はるか古(いにしえ)の物語。

~遥かなる記憶の彼方に眠る物語を、そっと呼び覚ます~

山奥や限界集落に息づく、かつての暮らしの面影。
鎌倉武士が逃れ、縄文の息吹と交わりながら築いた集落──。
今もなお、その地には遥かなる記憶とその残響が漂い、
古(いにしえ)の風の中に、そっと息づいています。

『村の履歴書』は、「土地の奥つ方に眠る記憶のDNA」です。

いにしえに刻まれた記憶を掘り起こし、地域の誇りを目覚めさせ、そっと、未来へ紡ぐ試み。

その地の深きところに流れる、見えない古(いにしえ)の営み。
そこから湧き出す泉は、人々の乾きを潤し、
その心に、灯を灯してくれます。

さらに、その奥つ方に目をやれば、一瞬、煌めく魂の物語。
その原点から、歴史を再構築する──
いにしえの記憶に立ち返り、そこから静かに、再び編みなおしていくのです。

たとえば、中津川の宿場町をひも解けば──

それは、まるで格式と誇りが層をなす、一艘の御舟のようでした。

  • 上層=特等の間:皇族や幕府の御所、格式の間。
  • 中層=交わりの間:武士、豪商、知識の者たちが行き交い、言葉と品の華やかな間。
  • 下層=暮らしの間:庶民たちが暮らしを営みながらも、「この宿場に生きる」ことを誇りとする。

それは身分の枠を超えて、格式と誇りが静かに交錯する楼船──
乗る者たちは、誰もが自分の居場所に、確固たるものを感じていたのです。
――我らが住まうは、由緒ある地なり。

ようこそ、『村の履歴書』静かな心の旅路へ。

いにしえの時から、この世の今へ。
そして、来るべき日々へ──
このnoteは、静かな物語。奥つ方へと誘う、心の旅のはじまりです。

もしどこかで、「見たこともないはずの懐かしさ」を感じたなら──
それはきっと、あなたの心の奥深くに眠る「村の記憶」が、
今、そっと目を覚ましたのかもしれません。