茨城県で田舎暮らしをするための移住データ詳細

茨城県へ移住するうえで役立つであろう情報を各市町村ごとにまとめました。茨城県は空き家の数は多いのですが、実際に空き家バンクに登録されているものは少なく、また市町村によってもその扱いにバラつきがあるようです。例えば、常陸太田市のように空き家バンクへの登録が進んでいる地域もある一方で、ほとんど登録のない市町村もあるので、移住のための物件は地元の不動産業者で探すほうが良いでしょう。ただ、里山での賃貸物件は数が少ないので、友人の伝手を辿って探すことをおススメします。

注目茨城県城里町における田舎暮らしの情報

七会村・徳蔵(とくら)地区の田んぼ。稲刈り後の風景。

城里町は茨城県の中心地である水戸市の隣に位置しており「田舎暮らし」と「都市へのアクセス」を両立できる「ちょうどいい田舎」と言われています。とはいえ田舎の魅力は他に引けをとりません。町内全域に美しい田園風景が広がり、春は田植え、夏は青田波、秋は黄金色の稲穂と、肌でも目でも季節の移り変わりを感じられることでしょう。また、米作りや野菜作りをライフワークとしている方が多く、通りすがりに新鮮野菜を物々交換といった光景が、現在でも珍しくありません。町内の一部地域で収穫される米は、全国コンテストで日本一に輝いた実績のあるブランド米で、隠れた米どころでもあります。
また、城里町は平成の市町村合併の際に、常北町(じょうほくまち)、桂村(かつらむら)、七会村(ななかいむら)の3町村が1つにまとまってできた新しい町です。古くからの住民は当時の感覚そのままなので、この経緯を知らないと、地元話についていけない場合があります。常北町は役場が位置する町の中心エリア、桂村は比較的平らでまとまった田畑が広がる里山エリア、七会村は山間地域と言われる丘陵地帯で、ほかの地域と比べると朝晩の冷え込みがきついですが、その分美味しいお米が収穫できるエリアになります。地産地消の美味しい食事を堪能しつつ、都市へのアクセスは抜群。そんな「ちょうどいい田舎暮らし」はいかがでしょうか。

茨城県城里町の移住データ

土地や空家の多さ
町の中心地には民間不動産会社の運営する賃貸物件が多く存在します。しかし田舎らしい里山エリアでは賃貸物件はほとんど見当たらないので、空家を中心に探していく必要があるでしょう。土地も空家も相当数あるようですが、あまり情報が出回らないため、知人等を介して交渉していくのが吉。裏技としては、町が管理する町営住宅をあたってみるのもよいかもしれません。(※茨城県城里町の空き家バンクはコチラ
都市群へのアクセス

車で20~40分程度で水戸市の中心街へアクセス可。また町のどこにいても、最寄りの高速道路インターチェンジまで20~30分程度で行くことができます。車以外で都内へ出かける際には、水戸駅からJR常磐線、または水戸北インターチェンジから高速バスが便利です。お隣の笠間市からもJR常磐線、高速バスの利用が可能。弱点は町内に鉄道が走っていないことですが、車移動に絞れば、踏切がないため却って便利かも。
仕事の豊富さと種類

残念ながら町内の仕事数は多くはありません。しかし立地を活かして、水戸市や笠間市までを通勤エリアとするならば、幅広い職業選択肢が生まれることでしょう。また町内に2軒の農産物直売所があるので、畑で野菜などを栽培して、自宅で食べきれない分を出荷販売するのもおすすめです。
医療福祉サービス施設

町の中心地にはもちろん、最も山あいエリアにも病院・歯科医院の複合施設があり安心です。茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンターとの地域医療連携体制も整えられています。また、トレーニングジムや、老人ホーム、ケアサービスも多くあるため、福祉サービス施設については心配する必要はなさそうです。
補助金や行政のサポート

条件指定はありますが、新築工事や浄化槽設置の助成金があります。うまく使えば新築や改築にかかる費用を抑えることができそうです。ただし、行政主体の空き家バンクはあまり機能していないようなので、サポートしてもらうのは難しそう。移住に向けて下調べに行く際には、全面リフォーム済みの「お試し住宅」を活用するのがおすすめです。また、この他にも「城里町総合野外活動センターふれいあいの里」と呼ばれるキャンプ場が人気で、週末や連休を中心に多くの家族客が訪れます。リピーター客が非常に多く、季節ごとのイベントも豊富。キャンプ場といっても、お風呂・トイレ・キッチンのついたキャビンタイプの宿泊施設も多数準備されているので、移住前の準備はお試し住宅でなければ、こちらを利用するのもおすすめです。
日常生活に必要な施設

スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、コンビニエンスストアが、町内に複数存在しており、日常の買い物であれば十分こと足ります。隣市へ出向けば、百貨店や家電量販店、ショッピングモールなども豊富です。また町内に図書館が3つ、トレーニングジムが3つ、スーパー銭湯が1つ存在しており、田舎暮らしに彩りを与えてくれること請け合いです。
移住者受け入れの寛容度

近年、農業やアーティスト分野に挑戦する若者の移住者が増えており、以前と比べると寛容になっているようです。町の中心エリアであれば、概ね都市部と変わらない感覚での暮らしができます。しかし里山エリアになると、まだまだ移住者が少なく、最初は注目を集めるかもしれません。事前のご挨拶をきちんと行い、身元は早めに明かしておくほうが無難です。
自然の豊かさと環境の良さ

那珂川と藤井川を中心に、豊富な水資源の恩恵を存分に受けた、美しい田園風景が広がっています。「みかんの北限、りんごの南限」と表される茨城県の例にもれず、一般的な野菜や果樹であれば、できないものはないと言わしめるほど、作物栽培に適した環境です。また、七会村(ななかいむら)と呼ばれる山あいのエリアは、昔から災害に強い土地としても有名なので、ハザードマップを手に現地を訪ねてみるとよいかもしれません。

七会村・小勝(おがち)地区の田んぼ。初夏の風景。

七会村・塩子(しおご)地区、仏国寺付近。

桂村・高久(たかく)地区の夜明け。
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