広島県で田舎暮らしをするための移住データ詳細

広島県は安芸太田町など移住を積極的に支援する市町村が多く、空き家バンクへの登録数も多いので田舎暮らしにはおススメです。また、例えば、廿日市の空き家バンクには月額1万円の古民家風の賃貸物件など関東地方の物件に比べても格安です。さらに、広島県は瀬戸内から山岳部までとその自然環境も穏やかで、急峻な山岳地帯もないことから田舎暮らしを送るには向いています。ここでは広島県へ移住するうえで役立つ情報を市町村ごとにまとめたので参考にしてください。

注目広島県三次市における田舎暮らしの情報


広島県三次市は、広島県の北部・中国地方の中心に位置し、河川の交わる拠点として古くから栄え、鉄の文化や田園・山林の豊かな自然の恩恵を受けながら、人とのぬくもりを大切に守り続けている地域です。緑豊かな自然な場所でありながら、ショッピングや医療・学校などが充実したバランスがとれたちょうど良い町として、全国でも移住ランキングで最高ランク「三ツ星」を獲得しています。広範囲での合併を行い、市の面積は広島県で第二位。交通の利便性やショッピング点の多い市街中心部から、田園が広がる山間地まで、移住者の生活スタイルに合わせた空き家物件が多数あります。物件については、市の定住サポートが受けることができ、現地の案内や移住・定住相談、空き家情報バンクの登録などなど、ニーズに合わせた家探しが可能です。移住が決定すると、住宅の改修や物件の家財処分の助成・新規起業の補助など、新しい生活をスタートするに当たっての助成もあり、若者~シニアまでの移住者の新しいチャレンジとふるさと作りを応援しています。

三次市の移住データ

土地や空家の多さ
三次市では、商店街の物件~古民家・一般住宅、山間地の農地付き物件など、様々な空き家があります。リノベーションしなくてもすぐに生活できる家や賃貸と買い取りの選択も可能です。またじっくり予算と希望に合わせた物件を見つけたい時は、空き家情報バンクに登録していれば、随時情報収集・見学ができます。定住者用の分譲地も抱負で、また、お試しで移住を前提に仕事探しや住まい体験などもの助成制度もあります。(※三次市の空き家バンクはコチラ
都市群へのアクセス

三次市の中央部を貫く形で中国自動車道が通っており大阪や広島市といった都市群へのアクセスもスムーズです。また、国道54号が縦貫しているので尾道などといった瀬戸内海沿いの都市群へのアクセスも容易で、また、JR芸備線(快速)や高速バス使えば広島市内まで1時間半程度と便利です。
仕事の豊富さと種類

広島県は全国で第4位の求職率(令和元年9月分)があり、中でも三次市は県北部地域では1番で、県内平均を上回っています。起業を目指す人への施設整備などを支援もあることから、農林業・酪農・飲食・加工販売業など若者~シニアの企業参入を支援し、工業団地への企業誘致も進み、幅広い範囲での就職が期待できます。また、若者の数が少ないこともあり、シニア世代の職業訓練システムや現場での活躍が各業種で見られています。ただし、都会に多く見られる専門的分野(語学・研究など)や店舗数が少ない面があり就労場所は限られています。
医療福祉サービス施設

三次市には、市立三次中央病院(総合病院)があり、24時間365日安心な医療サポートを行っています。地域のかかりつけ医や夜間急患センターとの連携システムや、都市部には負けない医療水準を維持しながら(地域がん診療連携拠点病院)、と、充実した医療環境が整っています。また、福祉サービスもワンストップの相談体制で各専門団体が連携して組織する福祉総合相談支援センターがあり、相談者に対応しています。介護予防・認知症対策・健康増進サポート高齢の見守り対事業など実施しています。
補助金や行政のサポート

三次市に移住した場合、空き家バンクを利用した物件のリホームを費用の(上限150万円)を補助します。住宅を取得した場合は(上限100万円)の補助になります。移住希望者と定住に向けたワンストップ・オールフォロー体制があり、相談の一歩から実際に住んで地域に馴染むまで全ての場面で、定住対策・暮らし支援課スタッフが一貫して寄り添いサポートします。そのほかにも、フラット35の金利引き下げ・空き家バンク家財等の処分費用助成・市の分譲地販売・広島県宅地建物取引協会の物件紹介・お試し暮らし宿泊施設の提供と助成制度もあります。
日常生活に必要な施設

三次市内の食料品店や衣料品店は、市街地に集中しています。各町にはコンビニや古くからの商店もありますが、いろいろな品揃えのあるショッピングセンターに自家用車で買い物に行く場合が多いです。道の駅やスーパーなどでは、採れたて野菜が並び、自分の畑で作った作物をもらうこともよくあります。
移住者受け入れの寛容度

農業の振興や地域の活性化を図っているので、地域をあげて移住や定住事業を積極的に行い、行政が町作り応援隊としてきめ細かくサポートしているため移住者の受け入れ体制はとても充実しています。移住者も、安心して地域に溶け込みながら、神楽など祭りへの参加や野菜作りを教えてもらったりと、ふるさとのぬくもりある付き合いを実現させています。
自然の豊かさと環境の良さ

県北部に位置する三次は、穏やかな丘陵が広がり、幾本のもの川が日本海・瀬戸内海にゆったり流れる緑豊かな町です。春は川土手の桜・夏は鵜飼い・秋は紅葉・冬は雪景色が楽しめます。空気と水の良さで収穫される米・野菜や鮎、地元で育った牛の生乳で作ったチーズやワインやピオーネなど、三次ならではの美味しい物がたくさんあります。城下町や鵜飼いなど、古の風情も味わえるだけでなく、季節に合わせた農産物(米・酒・ピオーネ・野菜など)や景観(土手の桜・山の紅葉・霧の海・雪景色)を楽しめることが特徴です。

三次市へ移住を考えている方へのアドバイス

自然の中で癒やされる部分はありますが、やはり田舎なので新しい情報文化など刺激を受ける機会が都会より少なくなっています。映画館や大型ショッピングセンターはなく、夜は車もあまり走らず静かで、昼間もほとんど人の気配がないところもあります。高速道路があるため(出雲や広島へは2時間以内)、買い物やイベント・コンサートなどを楽しむためには車が必需品です。また、冬場は雪が積もることがあるので、スタットレスや4WD装備の車の運転が必要です。車以外の交通手段(バスや電車)の利便は良くないことを念頭に、通院・買い物等考える必要あります。

三次市田園部

三次市平野部